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 理事長挨拶

                     財団法人 日本おもちゃ図書館財団設立の沿革


フォト:理事長 山科誠おもちゃの図書館のボランティア活動を支援するために、株式会社バンダイの創業者である山科直治氏が私財を基金として供出し、厚生省から財団法人の認可を受けてから、すでに26年の歳月が経過しました。その間、初代理事長に就任した山科直治氏はすでに故人となり、その意志を継いで山科誠が二代目理事長として就任しております。

 現在、全国からのボランティアの皆さんのお蔭で、おもちゃの図書館の活動は五百館を越えております。改めておもちゃの図書館活動に従事されてきた多くの先輩諸兄姉に敬意を表し、深甚なる感謝を申し上げる次第です。当財団における種々の支援活動は「おもちゃの図書館全国連絡会」を中心とする活動の受け皿があったからこそ、その助成が全国で実を結んだと言えます。

 また過去四半世紀の活動は世界のおもちゃの図書館関係者からも高い評価を受けており、大変誇りに感じております。その理由は財団が存在して、ボランティアの皆さんとうまく連携して、活発に活動しているのは日本であるからでもあります。今後もこの両者の連携を密にして、より一層の成果を挙げていきたいと考えています。

 一方、過去財団の活動がすべて順調であった訳ではありませんので、今までの問題点を解明し、明日のおもちゃの図書館活動に結び付けていく努力が必要と思えます。まず考えなければいけない一番大事な事は、子供たちは日々成長するということです。

 これからはおもちゃの図書館を卒業していった子供たちを、財団はどう暖かく見守るかということは大変重要な視点です。特に障害児の場合は年齢的に大人になったからという理由だけで、安易に見放すことは適切とは思えません。しかしながらその解決の為には、財団の活動自身が変らなければ対応できません。今後、ボランティアの皆さんと共に一緒に研究していく大きな課題と考えます。

 特に日本が極端な少子高齢化の時代に突入し、社会年金問題などがクローズアップされている現状において、時代環境の変化と共に、財団が支援する対象者もまた変化せざるを得ないと思います。今後もおもちゃの図書館、財団は公平で、機動的に、社会で最もその支援を望む人達のためにより貢献していきたいという思いがあります。その為に現在考慮していることは、おもちゃの図書館という物理的な狭い空間から、屋外を含むより広い行動に、その助成対象を移していきたいとも考えています。「プレイアクティビティ、プレイデイ」などをスローガンとする福祉活動でもあります。

 しかしこれらの目標を実現していくためには、単なる寄付、浄財の確保だけでなく、より広い福祉対象者に対する専門的な調査、研究も無視するわけにはいかないと思います。これからのおもちゃの図書館の対象者としては、身体的な障害のみを意味する児童だけでは不十分と考えています。逆にある意味では、目に見えない心の障害を抱えている人こそが真の救済対象者かもしれません。具体的な例として、精神的健全性や純粋度は健常者より障害者の方が相対的に高いことは、既に皆さんが良く認知されていることです。

 いまだ世界が混迷する中で、国を越えてのおもちゃの図書館活動は益々必要であり、有意義になるものと信じています。無償の行為を基礎とするボランティアによる福祉活動こそが真の福祉活動です。日本おもちゃ図書館財団はこれからも更なる活動を提案、実行していくことをお約束して、ご挨拶に代えさせていただきます。


  平成22年6月 財団法人日本おもちゃ図書館財団・理事長 山科 誠

 役 員

 財団法人 日本おもちゃ図書館財団 役員  (H23年4月現在)

役 職 氏 名 現 職
理事長 山科  誠 (株)山科ホールディングス 取締役社長
副理事長 齋藤 友宏 石川玩具(株) 取締役会長
理  事 森  喜朗 元内閣総理大臣 衆議院議員
末舛 恵一 国立がんセンター 名誉総長、 東京都済生会中央病院 名誉院長
峯島 紀子 おもちゃの図書館全国連絡会 世話人副代表、 中央愛児園 前園長、 小児科医
小林 久利 健康科学大学 名誉教授
鈴木 廣子 (財)国際障害者年記念ナイスハート基金理事、  
元全社協・全国ボランティア活動振興センター副所長
伊澤  潔 (福)マロニエ会 理事長 
鈴木 勝利 名川・岡村法律事務所 弁護士 
監 事 松浦 康雄 コンビ(株) 取締役会長、 ピップトウキョウ(株)相談役
奥村 周市 奥村税務経理事務所 所長
評議員 伊藤 巖   (株)博品館 取締役会長
上野 密 (社)全国肢体不自由児者父母の会連合会 常務理事・事務局長
河合 洋 (株)ハピネット 代表取締役会長
癸生川 一之 (有)玉屋 代表取締役社長
小泉 康代   おもちゃの図書館全国連絡会 世話人代表、 浦和トイライブラリーおもちゃ箱
山田 秀昭 (福)全国社会福祉協議会 理事・事務局長、 前総務部長
齋藤 晴正 (株)増田屋コーポレーション 代表取締役社長
眞通 峰次 トーイン(株) 総務部長
相馬  勝 相マーケティング研究所 代表
田 修治 田国際特許事務所 所長
辰巳 敦子 日本トイズサービス(株) 代表取締役社長
茶圓 光彦 (福)全国重症心身障害児(者)を守る会 常務理事
富山 幹太郎 (株)タカラトミー 代表取締役社長
中嶋 武子 おもちゃの図書館全国連絡会地区アドバイザー、 いずみ会館おもちゃ図書館
前田 道裕 (株)エポック社 代表取締役社長
盛田 英夫 盛田アセットマネジメント(株) 代表取締役会長
森本 惠美 学校法人づし学園、 逗子幼稚園 園長
審査委員 中山 裕登 (株)ソフトダイナミクス研究所 代表取締役
後藤 真一郎 全社協・全国ボランティア活動振興センター 副部長
天野 昌之 (株)バンダイ社長室 デピュティゼネラルマネージャー
伊吹 文昭 トイジャーナル編集長

 最新情報

 (財)日本おもちゃ図書館財団助成事業


  平成23年度 (財)日本おもちゃ図書館財団 助成金」の申し込み  <終了しました>

    ・申し込み要綱 :  (PDFです。ブラウザの[戻る]ボタンで戻れます)
    ・平成23年9月15日(必着)までに郵送にて提出して下さい。(FAX不可)
    ・フォームは、PDF版とMS-WORD版がございます。(内容は同じです)
     いずれも、ZIP形式での圧縮ファイルです。ダウンロード後、解凍してご利用ください。

     助成金申し込みフォーム(一式/PDF版)
     助成金申し込みフォーム(一式/MS-WORD版)


  「平成22年度 助成金」の助成先が決定しました

 全国各地のおもちゃ図書館より申請頂いた「平成22年度 助成金」の助成先は、10月の当財団の審査委員会を経て、更に11月の当財団の理事会において72ヵ所のおもちゃ図書館に総額7,097,000円の助成が決定いたしました。


  平成21年度までの財団助成状況
おもちゃ図書館年度別助成状況





  「平成21年度(財)日本おもちゃ図書館財団助成事業」で
    助成した全国のおもちゃ図書館より実施報告書を頂きま
    したので、その一部を掲載致します。


  おもちゃの購入により、おもちゃの点数が増えたため貸し出しが可能になりました。

  人気のあるおもちゃが購入でき、子ども達に喜んでもらえる貸し出し玩具を充実させることが出来ました。 ありがとうございました。

  人気のあるおもちゃの取り合いがなくなりました。

  色が鮮明で、子ども達とのやり取りを楽しめるおもちゃや、「電車ごっこ」「けんけんぱ」などに発展して遊べる おもちゃを購入でき、 ミニ移動おもちゃ図書館でも工夫して遊ぶことができるようになりました。

  格納箱の購入により、おもちゃの収納がしやすくなりました。

  新しいキッチン台を購入しました。女の子にとってはとってもうれしいおもちゃです。
                            
年度別 助 成    助成金額   
 ヵ 所 
昭和 60年 72 9,750,000
61年 72 10,350,000
62年 41 5,670,000
63年 69 8,500,000
平成 1年 48 5,270,000
2年 59 6,510,000
3年 47 5,020,000
4年 57 5,230,000
5年 46 5,150,000
6年 80 6,380,000
7年 67 6,370,000
8年 64 6,620,000
9年 62 6,290,000
10年 68 6,220,000
11年 66 6,980,000
12年 51 5,330,000
13年 64 7,710,000
14年 65 8,830,000
15年 43 4,579,000
16年 63 7,111,000
17年 51 6,283,000
18年 77 5,696,000
19年 85 6,739,000
20年 75 6,860,000
21年 79 6,758,000
累計 1,571 166,206,000












































 山科直治記念レジャー活動支援事業

   平成23年度「山科直治記念レジャー活動支援事業」の支援先が決定いたしました。

 平成23年度「山科直治記念レジャー活動支援事業<一次募集>」の支援先が決定いたしました。「おもちゃ図書館」活動の充実・活性化、子どもの遊びが潤いある豊かなものとなることを目的として、「山科直治記念レジャー活動支援」を今年度も行いました。
 一次募集締切の5月25日までに沢山の申請を頂き、6月上旬の〈選考委員会〉を経て、6月下旬の〈理事会〉において承認され、 下記の11館のおもちゃ図書館に対して支援することが決定いたしました。

   ・現在 <二次募集>を受け付けております。(終了しました) 
      要綱   : 
      申込書 : 
      申込書記入サンプル : 

 <一次決定団体>
1 北海道 白石おもちゃ図書館
2 青森県 おもちゃの図書館〜“わ”の部屋〜
  3 岩手県 おもちゃ図書館ふる里
4 茨城県 友部おもちゃ図書館ととろのいえ
5 栃木県 とちぎおもちゃ図書館
6 千葉県 むつみおもちゃ図書館
7 千葉県 印西おもちゃ図書館
8 東京都 昭島おもちゃの図書館トイトイぽっけ
9 岐阜県 おもちゃ図書館のびっこ
10 大阪府 おもちゃ図書館ポップコーン
11 広島県 神辺おもちゃ図書館ぴょんぴょん


    過去の受賞は次の通りです。

   山科直治記念賞 : 全国のおもちゃの図書館で献身的な活躍をしている家族に旅行券を支援した
  年 度 助成ヵ所 助成金額
  平成10年 4家族 旅行券・総額  800,000円相当
  11年 5家族 旅行券・総額 1,000,000円相当
  12年 5家族 旅行券・総額 1,000,000円相当
  13年 5家族 旅行券・総額 1,000,000円相当
  14年 5家族 旅行券・総額 1,000,000円相当
  15年 5家族 旅行券・総額  880,000円相当

   山科直治記念レジャー活動支援事業 : 平成15年度より、おもちゃの図書館が行うレジャー活動を支援

  年 度 助成ヵ所 助成金額  
  平成15年 640,000円  
  16年 22 1,981,000円  
  17年 21 1,836,000円  
  18年 25 1,882,000円  
  19年 27 2,006,500円  
  20年 15 1,099,000円  
  21年 15 1,083,000円  
  132 10,527,500円  
 
  「平成21年度 山科直治記念レジャー活動支援事業」で支援した全国のおもちゃ図書館より沢山の
   お礼の報告書を頂きましたのでその一部を掲載致します。

(1)札幌市 西区おもちゃ図書館たんぽぽの会
           20周年を記念してのバスの旅  
   〜道立都市公園 北海道の子どもの国ふしぎの森・ヤッホの森〜

 7月11日、10時 札幌より大型バス2台に乗車。天候に恵まれ、親子そしてボランティアで都市公園へ。それぞれその親子に合ったふしぎの森、特にワクワクドームで遊ぶ子供はうれしそうで何度も何度もとんだりはねたりころがったりに真剣でした。親子で木々の緑の美しいなかでの深呼吸、みんなの笑顔のプレゼントが、そして楽しかったと感謝の言葉が心の中にしみ込みました。



(2)岩手県 花巻たんぽぽおもちゃ図書館

   夏まつり

 平成21年7月1日(土)、たんぽぽクラブ庭に於いて、しょうがいのある子もない子も、誰もが気軽に参加でき、親子や家族みんなで楽しめる夏まつりを開催しました。
盛大な夏まつりが開催できたことによって、地域の方々にたくさん参加していただき、貴重な交流の機会を作ることができました。ご近所の方々、家族や兄弟、ボランティアさん含めて、合計115人もの参加があり交流の輪が広がりました。 



 第18回 全国ボランティアフェスティバルえひめで「おもちゃ広場」を開設

  ・【開催日時】 平成21年9月26日(土)10:00〜17:00時、 27日(日)10:00〜16:00時
  ・【会   場】 ひめぎんホール内県民広場・県民プラザ
 「全国ボランティアフェスティバルえひめ」で「日本おもちゃ図書館財団」は「おもちゃ図書館全国連絡会」と共同で<おもちゃ広場>を開設しました。 この広場では、愛媛県のおもちゃ図書館(おもちゃ図書館たんぽぽ、西条おもちゃ図書館ぽけっと、新居浜市おもちゃ図書館きしゃポッポ)が出席した手づくりおもちゃを中心に、たくさんのおもちゃを配置し、子どもたちがところ狭しと遊びまわり2日間とも大盛況でした。



 永年活動を続けられている「おもちゃ図書館」を表彰(平成22年度)

  平成21年7月16日 東京ビッグサイトで開催の「2010年 おもちゃの図書館ボランティアの集い」会場で、
   20年間たゆまず活動を続けてこられた「おもちゃ図書館」13館へ当財団の山科理事長より表彰状を贈呈しました。

    <山科理事長を囲んで、表彰されたおもちゃ図書館の方々>

  群馬県   吉井おもちゃ図書館メリーゴーランド
  群馬県   高崎市おもちゃの図書館「あひる」
  埼玉県   戸田市おもちゃ図書館グループびっくり箱
  埼玉県   おもちゃの図書館みらいくん
  千葉県   四街道市おもちゃ図書館
  千葉県   おもちゃ図書館ひまわり
  川崎市   あさおオモチャとしょかん
  横浜市   障害者地域活動ホームいずみ会館おもちゃ図書館
  石川県   小松おもちゃ図書館サン・アビ
  愛知県   大治おもちゃ図書館ゆめあゆみ
 名古屋市   天白おもちゃ図書館
  三重県   四日市市おもちゃ図書館
 和歌山県   しらとりおもちゃばこおもちゃ図書館


 「東京おもちゃショー2010」に展示ブースを開設

  平成22年7月15日〜7月19日(一般公開日:7月18日・19日)に東京ビッグサイト西棟で開催した
   「東京おもちゃショー2010」に<財団法人日本おもちゃ図書館財団、おもちゃの図書館全国連絡会>の
    展示ブースを開設しました。展示ブースにはたくさんの皆様にお立ち寄りいただきました。

   



 「第11回 おもちゃの図書館国際会議(フランス)」参加者への支援

  日本おもちゃ図書館財団は、平成20年10月13日(月)〜17日(金)、フランスのパリで開かれた
   第11回おもちゃの図書館国際会議参加者を支援しました。

      
                       フランストイライブラリー協会     閉会式2011年ブラジルで会いましょう!

                                                          日本のポスターセッションを熱心に見ています(右)

  参加者の感想は次の通りです

 フランス・パリで開催された第11回おもちゃの図書館国際会議に、おもちゃの図書館全国連絡会の7名が参加して楽しく国際交流をして来ました。全員が、一致団結・協力して四つのワークショップと二つのポスターセッションで発表をしました。少し欲張りすぎとも言えるくらい盛り沢山の内容で、分刻みのスケジュールで疲れましたが達成感も大いに味わうことができました。世界24カ国から約600名の参加があり、沢山の懐かしい方々に再会出来ました。
 今回の会議は、日本以外はアジアからの参加者が少なく、個人の発表も日本だけだったことが残念でした。日本の場合は、日本おもちゃ図書館財団の助成によって、小林るつ子初代代表の時代の第4回国際会議からずっと継続して参加して来た成果で、日本のおもちゃ図書館活動が国際会議の場で認知されていることは喜ばしい限りです。特に、日本の布の手作りおもちゃに対する評価は素晴らしく、回を重ねるごとに、各国の参加者の発表の中に布のおもちゃの工夫をしている様子が垣間見えて、日本のこれまでの努力が報われる思いがしています。(財)日本おもちゃ図書館財団のご支援に心より感謝申し上げます。
                                          おもちゃの図書館全国連絡会世話人副代表 松山明子

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